この記事では、ドラマ『となりのナースエイド』の第8話のあらすじとネタバレを含んだ感想を書いていきます。
『となりのナースエイド』は、川栄李奈さん主演の「医療リアルエンタメドラマ」で、ナースエイド(看護助手)の桜庭澪(川栄李奈)が、天才外科医・竜崎大河(高杉真宙)との出会いを通して、自分の生きる道を見つけていく物語です。

原作は小説で、著者は現役の医師でもある『知念 実希人』氏
『となりのナースエイド』は、視聴者にエンタメ的な楽しさを与えるだけではなく、医療に対する様々な視点や価値観を考えさせるという側面もあったり、またミステリー的な要素も含んでいることが特徴です。
この記事は、ドラマを視聴した方向けに書いています。
冒頭の繰り返しにはなってしまいますが、未視聴の方は、ネタバレにご注意ください。
【となりのナースエイド】8話のあらすじ
ここでは『となりのナースエイド』第8話のあらすじをサクッと簡単に紹介していきます!いよいよ大河の過去があきらかに!?
澪(川栄李奈)と大河(高杉真宙)の前に再び現れた刑事・橘(上杉柊平)の言う「星嶺医大の秘密」とは一体なにか?
姉・唯(成海璃子)の死に、やはり星嶺医大が関わっているのか?澪は混乱を隠せず、不安な気持ちでいっぱいになる。
そんな中、突如大河(高杉真宙)の「家族だ」という少女・小夜子(永瀬ゆずな)が星嶺医大に入院してくる。
今すぐに手術が必要な状態の小夜子だったが…彼女にはどうしても手術を受けられない複雑な事情があった。
大河と小夜子の間にはどんな関係があるのか?
小夜子の登場により、大河の過去が明らかになっていき、澪との思わぬ共通点が見えてくる。
その頃、猿田(小手伸也)の命令に背いた晴美(水野美紀)、夏芽(吉住)、相馬(矢本悠馬)の3人は、猿田が何らかの反撃をしてくるのではないかと不安になっていた。
猿田は既に火神(古田新太)に話して既に根回しをしており、3人に「責任は取ってもらうぞ」と詰め寄る。
3人が猿田によって火神のもとに連れて行かれたことを知った澪は慌てて大河の元に走る
「大変です!猿田先生が、晴美さんたちを火神教授のところへ連れて行きました!」
そこで、晴美達3人は火神から衝撃の一言を告げられる。
星嶺医大の隠された秘密とは?
大河の知られざる過去とは何か?そして、小夜子との関係は?
1人の少女の登場により、病院内を巻き込む大きな事件へと発展していく…。
【となりのナースエイド】8話ネタバレ感想!
ここからは筆者が『となりのナースエイド』第8話を視聴した感想を書いていきます。ネタバレを含んでいますので、未視聴の方は注意してください
星嶺医大の秘密
晴美達3人は猿田の命令に背いて、澪の監視を辞めることにしました。
しかし、そのことで猿田の反撃にあい、3人は火神教授に呼びだれてしまいます。
一時は処分を覚悟する晴美達でしたが、逆に火神は
「猿田くんのことを許してやってほしい。すべては星嶺医大の未来を思ってのことだった」
と言い、3人に謝罪をします。
駆けつけた澪と大河は3人のクビは免れたと安心はするが…澪はなぜ自分が監視されなければならなかったのか、火神に理由を説明してほしいと言う。
そこで、やっと火神は澪に星嶺医大の秘密『オームス』について話をします。
『オームス』を見た澪は、精神崩壊すら起こしかねない適応訓練に「人体実験ではないんですか?」と疑問視する。
そして、姉の唯も同じように独自に『オームス』のことを調べ、澪と同じようなことを火神に伝えたようです。
大河の過去
8話では大河の過去についても明らかになります。
大河は少年時代に児童養護施設『板橋羽ばたき園』で育ちました。
父親を小さな頃に亡くし、母親も中学生の時に子宮がんを発症。
母親の主治医は、患者に寄り添うタイプの医者だったが、腕はいま一つで、母の命を救ってはくれませんでした。
悔しい思いをした大河は、誰よりも勉強して技術のある医者になり、患者の命を救うことを決意します。
そんな大河の過去を知る澪。
小夜子も『羽ばたき園』に預けられた子供であり、そこで育った者たちは大河にとっては、かけがえのない『家族』だったのだ。
当初、患者に寄り添うことに対して、どこか冷めた様子だったのも、過去を知って少し納得しましたね。
澪の父とは?
今回、はじめて澪の父親について触れるシーンがありました。
しかも父親も医者で、シムネスの研究をしていた節があります。
もしかしたら澪の父親と、火神は友人同士だった可能性もあります。
だとしたら…『オームス』の開発についても、澪の父親が関わっているのでしょうか?
火神の病気
たびたび咳き込む火神は、ついに激しく吐血してしまいます。
火神が『オームス』の適応者を急ぐ理由の一つに、残された時間があまりないというのがあるのかもしれません。
しかも、その病気は『シムネス』である可能性が高いです。
火神は病気のことを周りには告げていないようです。
火神に大きな恩があり、尊敬をしている大河は、何としてでも火神を救いたいと『オームス』を使用を決断するはずです。
澪と大河が協力して『オームス』を使いこなすことが物語の終盤、大きな鍵になりそうです。
手術を決意する大河
虫垂炎が悪化し、いつ破裂してもおかしくない状態の小夜子。
だが、手術をするためには、親権を持つ小夜子の母・早苗(小野ゆり子)の許可が必要だった。
しかし、早苗は手術を拒否。
実は…早苗は、小夜子に生前贈与された財産が目当てだった。
小夜子が亡くなれば、その財産を受け継ぐ権利が早苗にも発生するためだった。
それを知った澪は激しくショックを受けながらも、小夜子の命を救うべく、必死で早苗の説得を続ける。
だが早苗は
「あいつが生まれたせいで私は親にも夫にも捨てられたの!あいつが私の人生をむちゃくちゃにした…私はあの子を救わない、絶対に!」
と吐き捨てる。
澪は泣きながら大河に…
「先生、ごめんなさい…。早苗さんを説得することができなかった…。小夜子ちゃんは先生の家族です…私も先生もどれだけ家族を失えばいいんですか?」
というシーンは胸が締め付けられるような思いがしました。
そして、大河は自分の家族を守るために手術を決行します。
許可のない児童への手術は罪に問われる可能性があるということを知っていて。
大河が医師免許を剥奪される・・・?
物語はここから更にクライマックスを迎えていきます。
【となりのナースエイド】8話ネタバレ感想のまとめ
最後にまとめになります。
今回はドラマ『となりのナースエイド』第8話のあらすじとネタバレを含んだ感想を書いていきました。

今回のポイントは4つ。
- 大河は児童養護施設で育った
- 唯はオームスについて調べていた
- 澪の父親は医者だった
- 火神はシムネス?
大河は『はばたき園』の子どもたちを家族同然に思っています。
小夜子の命を救うため、親権者の許可なく手術を決行してしまいます。
当然、小夜子の親である早苗は黙っていないでしょう。
病院内を巻き込む大きな事件へとここから発展していきそうです。
そして、唯はオームスについて深く知りすぎたために、何者かの手にかかってしまったのでしょうか?
物語はより大きく動いていきそうです。
ちなみに…ドラマを観たあとに、原作の小説版を読んでみると、また別の視点から楽しめて面白いと思います。
以下のリンクから原作もチェックしてみてくださいね。
『となりのナースエイド』の感想を最初から見たいという方は、以下のリンクから1話の感想を読むことができますので、こちらも宜しければチェックしてみてください。

今回の記事は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!