※本記事は『となりのナースエイド』第3話のネタバレを含んだ内容が書かれています。内容を知りたくない方はご注意ください。
この記事では、ドラマ『となりのナースエイド』の第3話のあらすじとネタバレを含んだ感想を書いていきます。
『となりのナースエイド』は、川栄李奈さん主演の「医療リアルエンタメドラマ」で、ナースエイド(看護助手)の桜庭澪(川栄李奈)が、天才外科医・竜崎大河(高杉真宙)との出会いを通して、自分の生きる道を見つけていく物語です。

原作は小説で、著者は現役の医師でもある『知念 実希人』氏。
『となりのナースエイド』は、視聴者にエンタメ的な楽しさを与えるだけではなく、医療に対する様々な視点や価値観を考えさせるという側面もあったり、またミステリー的な要素も含んでいることが特徴です。
「3話のあらすじと感想を読む前に、まずは…今までの話の感想をしりたい」という方は以下のリンクをチェックしてみてください。


この記事は、ドラマを視聴した方向けに書いています。
冒頭の繰り返しにはなってしまいますが、未視聴の方は、ネタバレにご注意ください。
【となりのナースエイド】3話の簡単なあらすじ
ここでは『となりのナースエイド』第3話のあらすじを簡単にサクッと紹介していきます!物語はいよいよ澪の過去に!
「姉は…シムネスだったんです」
『澪(川栄李奈)』は、これまで秘密にしてきた過去を『大河(高杉真宙)』に打ち明ける。
半年前に命を落とした姉の『唯(成海璃子)』のこと、自分を「人殺し」だと言った理由、そして…なぜ星嶺医大にナースエイドとしてやってこなければならなかったのかを。
全てを大河に打ち明けて、寮に戻った澪だったが、そこで観たのは荒らされた自分の部屋だった。
留守中に空き巣に入られたようで、盗まれたのは、なぜか澪のノートPCのみ。
警察が部屋を調べる間、澪は、隣に住む大河の部屋に一晩泊めてもらうことになってしまう。
澪が大河の部屋にお泊りしたこと知ったナースエイド達は大騒ぎ!
『晴美(水野美紀)』と『夏芽(吉住)』はラブコメ展開に興味津々だが、澪に想いを寄せる『相馬(矢本悠馬)』は浮かない顔。
その夜、澪たち一同は馴染みの居酒屋に立ち寄り、相馬の大学時代の友人『内藤雄二(戸塚純貴)』と偶然出会う。
相馬と内藤は会うのは2年ぶりで、お互いの近況について話す。
その中で、相馬は内藤が当時付き合っていた恋人『伊織(浅川梨奈)』と別れてしまった事を知る。
相馬が別れた理由を尋ねると…内藤は急に人が変わったように大声を出して…
「俺はまだ伊織のことが好きなんだよ!」と叫び始める。
しばらくすると、内藤は落ち着きを取り戻すのだが、自分が叫んだということを全く覚えていなかった。
しかも、内藤は最近、職場でも同じようなことがあったという。
澪は、そんな内藤の様子に不安を覚え、念のため星嶺医大で検査を受けたほうがいいと告げる。
そして、検査の結果、予期していない病気が見つかることに…。
【となりのナースエイド】3話のネタバレ感想!
ここからは筆者が『となりのナースエイド』第3話での感想を書いていきます。ネタバレを含んでいますので、未視聴の方は注意です💦
澪の過去は外科医だった!
ついに自分の過去について語り始めた澪。
実は澪はかつて大河と並ぶほどの「天才」といわれるほどの外科医だったことが判明します。
仲良く姉妹で暮らしていたのですが、姉の唯が突如として全身に同時多発的に悪性腫瘍が生じる病気『シムネス』にかかってしまい、澪は唯の主治医になることに。
手術をすることで、唯は命をつなぐことはできるのですが…以前のような身体には戻れず、新聞記者としての仕事ができなくなってしまいます。
そんなとき、澪の携帯に唯からのメッセージが。
「澪…ごめんね」
その一言だけを残して、唯は病院の屋上から飛び降りてしまう。
1話、2話でときおりフラッシュバックのように思い出されるシーンはこの時のものだったんですね。
唯の死が原因で医療行為ができなくなり、外科医としてではなく患者に寄り添うナースエイド(看護助手)として星嶺医大にやってくることになった澪。
以前、外科医だったから、患者の症状をみて、これまでの病名を当てられたのですねぇ…なるほど、これで今までのことが腑に落ちました。
ただ、唯を死に追いやったのは自分だと責める様子の澪が…メスどころか注射器すらも握れなくなったというのは、観ていて非常に辛いものがありましたね💦
『シムネス』とはなにか?
『シスネス』とは全身性多発性悪性新生物症候群のことで、全身に同時多発的に悪性腫瘍が生じ、確認できる腫瘍を全て切除したとしても、すぐに新しい腫瘍が発生して必ず患者を死に至らしめるという恐ろしい病気です。
もちろん、これは架空の病気で、実在はしません。
このシムネスに相馬の大学時代の友人である内藤がかかってしまいます。
内藤は余命1ヶ月。手術をすれば1年間は延命できるが…助かる見込みはないという。
それを告げなければいけない、大河の辛いでしょうし、死を覚悟した内藤が…本当は好きなのに伊織に別れを切り出さなきゃいけないシーンには胸が詰まりました。
「自分のことは忘れて別の人との幸せを選んでほしい」と「死ぬまでそばにいてほしい」という2つの思いの間で揺れ動く内藤から出た言葉…。
「僕は君を愛している」
それに対して、伊織も涙で内藤の思いを受け止める場面は、感動なしでは観れませんね。
ラブコメ展開にキュン?
3話はやや重い話が展開されます。
その中でも、ホッと安心する場面はやはり、澪と大河の掛け合いのシーンですね。
特に大河は、普段はクールで天才的な外科医として描かれていますが、私生活ではまったくの真逆!(笑)
部屋は自分の趣味で溢れてて散らかってるし(アイドルのグッズとか、アニメグッズガ散乱してる)もう一室借りている部屋は、手術の練習部屋に改装されています。
なかなかの変人ぶりを見せる大河に澪も呆れ顔(笑)
そんな大河も決めるところは決めます!
シムネスにかかった内藤と、元カノの伊織の気持ちをなんとか繋げたいと考える澪。
でも自分たち、ナースエイドにはどうすることもできない。患者の秘密を話すことは守秘義務違反になることだし…何より病気にかかった内藤の気持ちを尊重しないといけない。
悩む澪に大河は…「まずは姉と向き合え」とキッパリ言います。
困ったり、悩んだりしたときにしっかり背中を押してくれる大河の存在が、澪の中で確実に大きくなっていってる気がしましたね。
唯の死因は自殺ではない?
3話では新たな登場人物、唯の元恋人『橘 信也(上杉柊平)』が登場します。
橘の職業は刑事で、唯とは仕事を通じて知り合い、恋人になりました。
でも唯はシムネスにかかり、いつまで生きていられるか分からない身体になると、橘に別れを切り出します。
失意の中、命を絶った唯ですが、橘は独自の捜査を続けており…澪にこう告げます。
「唯は自殺じゃない…殺された」と。
思わぬ言葉を聞いて、思考停止になる澪。
なぜ橘は唯が他殺だと断定するのでしょうか?
なにか証拠となるものを握っているのか。あるいは唯が橘になにか生前残した可能性も考えられますね。
空き巣に狙われたノートPCですが、これは犯人が唯のノートPCと間違えたかもしれませんねぇ・・・。となると、空き巣と唯の死は同一犯の犯行??
これまた謎が膨らむばかりです💦
【となりのナースエイド】3話のネタバレ感想のまとめ
最後にまとめなります。
今回は『となりのナースエイド』3話のネタバレを含む感想を紹介していきました。

3話では澪の過去について明らかになったり、回想シーンで現れる女性が姉の唯であったことが判明しました。
しかも唯は全身に腫瘍が同時多発的に広がる『シムネス』という難病に侵されていたこと。
姉の死がきっかけで、澪は医療行為ができなくなり、ナースエイドとして星嶺医大にやってきたことも分かりました。
澪の部屋を荒らした空き巣は、恐らく唯のノートパソコンが目的なのは明らかですよね。
そうなると、犯人は医療関係者でしょうか?
しかも、最後に橘が言った「唯は自殺じゃない…殺された」という言葉。
よりミステリー的な要素が色濃くなっていきますが、今後の展開も目が離せないですね。
更にドラマと一緒に、原作の『となりのナースエイド』を読んで、その違いを比べてみるのも楽しいかもしれませんね✨
第1話、第2話の感想も書いていますので、そちらも是非チェックをしてみてください。


今回の記事は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!